D 知覚の活性 2

柳生石舟斎に観る知覚の活性

剣豪宮本武蔵は柳生石舟斎に手合せを申し込む。


何も持たない石舟斎に武蔵は木刀を振るが、

交わされ木刀を両手で取られ突き飛ばされる。

何度やっても同じだった。


石舟斎に隙がないので太刀打ちできないわけだが

隙がないとは、武蔵がどう来るのか動く前にわかるのだ。


動くことはその前に意思が働き、緊張が強くなればもっと遅くなるが

神経伝達は0,3秒かかる。


石舟斎は動きの前提の意思を知覚できたから対応ができ隙がないとわかる。

(石=意思、舟斎=秀才、石舟斎は意思を読み取る秀才 知覚の達人)




力だけでは勝てない

鳥の声が聞えたか、水の音は聞こえたか

打ちひしがれた武蔵にかける石舟斎のコトバに知覚の活性を見出せる。


力で勝とうとすることは、力み居つくので動きは遅くなり読まれやすくもなる。


武蔵は一点集中だから他の知覚は閉ざされているが

石舟斎は全方向に知覚を開いているので動きの前提の意思がわかるし

鳥の声、水の音が聞こえることは

仮に他に何人いようが対応できたのではないだろうか。




すごい能力に驚くが、

知覚の活性が能力であり、知覚の中枢であり司令塔の脳力なので

緊張していたら脳の機能は上がらない。

一点集中は緊張なのである。


石舟斎は肌がきれいで均整のとれた体ではなかったと想像する。

なぜならば、体の構造から言えば

脳の圧迫になる頭蓋骨の歪み、脳の受皿の顎関節の歪みが強ければ脳力は上がらないし


猫背であれば中心軸が重力と同調しにくく余分な筋肉緊張があるので

神経伝達は遅くなるからである。




知覚の活性が運動能力

どう動いているのか知覚できなければスキルは上がりようがない。

知覚が高まるほど身体操作は上がることから

知覚の活性は内観、客観力と言える。


石舟斎は自身がどういう状態かを知覚できる=内観客観できているので

冷静なはずであり、リラックスが集中力を生み

緊張の無い全方向への集中と言えるのではないか。


そして、そのリラックスが生む知覚の活性は大変な回転力なので

0,3秒がスローモーションのように見えるはず。


素人の身体操作とは違い剣豪武蔵から交わされる木刀をも

なぜ両手で取れたのかわかってくるし

相手が自分をどう知覚しているのかも手に取るように知覚できたのではないか。


ということは、自分がどうすれば相手はどう対応するかもわかるわけで

相手をコントロールできることでもある。



それを瞬時にこなすのであるから、大変な回転力である。

回転が上がるほど時間感覚はシャープに、知覚は研ぎ澄まされ、

静寂と安定、透明感を醸し出す。




知覚の活性の角度でとらえると

気を読む、気を出す、気で動かす・・・気の仕組みがわかっては来ないだろうか。


気の能力が高い事は

知覚の活性であり、能力=脳力で自律神経緊張緩和がもたらし

「秘田ー中丹田ー丹田」の生命ライン=中心軸=コイルが整うことである。


それは皮膚感覚の活性である。

皮膚は耳では捉えきれない2万Hz以上の波動をキャッチする受信機であり

発信するアンテナである。


相手の動きの前提の意思をキャッチし、こちらからはコントロールを発信する。


皮膚感覚は自律神経の末端であり、末端の活性が中枢の脳力とリンクしている。

解剖学的に観ても、受精卵の中胚葉が皮膚と脳になるので

皮膚感覚と脳力は連動しているのである。


石舟斎の肌はきれいだったと考えるのである。


   dansei-mae[1]


コイルが整えば生命エネルギーという電流は強くなり

それが作る磁界がオーラと言える。


そのオーラの強さの駆け引きが高度な武術ではないだろうか。

知覚の能力が勝敗を決める。




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桑原大治

Author:桑原大治
宇宙は光透波
無限分の1秒で無限大を回る絶対速度、命でありコトバの本質と解く小田野早秧先生に1984から御逝去の2001まで師事し光透波理と字割を元に、埼玉県川口市でカルナ治療院を開いています。

腰痛、膝痛、首痛、顎関節症、スポーツ障害、内臓疾患、ウツ、自律神経失調症
メンタルからもアプローチしながら対応します。
改善しにくい原因に、無自覚の自己否定、口呼吸、菌の影響があります。
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