D 緩める事と伸ばす事の違い

先週ある有名バレエ団に緩める事と伸ばす事の違いをテーマに治療に伺った。


ダンサーの皆さんは早い人で3歳の幼少から始めているという。

最も体が柔らかい頃からなので教えられた通りにバレエの身体操作に馴染んでいるが

ケアができていないと年齢と共に負担が蓄積されてきている。



幼少からやってきているので当たり前になっているが

筋肉を伸ばす事と緩める事の違いが理解できていないようで

ケアの為のストレッチがかえって筋肉に負担をかけてしまう危惧がある。

ストレッチの注意



緩めるには関節の可動域を広げることであるが

筋肉に負荷をかけずに深呼吸しながらゆっくり大きく関節を動かすことで緩むのである。


例えば股関節を緩めるには

椅子に座り、片方の太ももを両手で抱えゆっくり大きく外旋させる。

骨盤を起こしてやると更に緩みやすく

回数は5~6回ほどで十分で、一生懸命やることはない。


それで、動脈・静脈の血流や老廃物を運ぶリンパの流れが高まり

筋肉に酸素が運ばれると共に疲労が取れ緩むのである。


簡単に緩むので驚いていた。



教えられた通りにストレッチで筋肉を伸ばしてきたようだが

幼少期はどんどん成長し代謝が良いのでストレッチで柔らかくなるが

年齢と共に筋肉の疲労は蓄積されやすく、ストレッチでは間に合わなくなる。


だから首肩や腰、外反母趾・・・あちこち痛めやすい。


どうしているのか聞いてみると

ゴルフボールやテニスボールで硬い所をグリグリやると言う。



それでは筋繊維や毛細血管は切れてしまい

その修復にカルシウムが分泌され固めてしまうのである。

ボールでグリグリだけでなく、強く揉む押す叩く・・・いずれも同様で

揉み返しはその現象であり筋肉は硬化していく。


それをまたストレッチし伸ばす事で解消しようとし、あるいはグリグリやるので

疲労は蓄積されやすく質は低下するので怪我をしやすくなる。



筋肉にカルシウムがジワリジワリ沈着しそれが腱に移行し、

やがて関節にまで及ぶのが膝や肩に多くみられる関節の石灰化であり

筋肉の硬化=カルシウムの沈着から始まるのである。


なぜ関節が石灰化するかがわかってくると思う。


さすがに若きダンサーには四十肩などの肩腕症候の石灰化はいないが

多いのは外反母趾だ。

(外反母趾の治療を次回にでもアップしようと思う)




バレエの先生をやっている人もいて

子供を教えるにはいいのだが、

大人になってからの人は大概が体が硬いので苦労するのである。


一生懸命ストレッチに励むほど

反射で筋肉は縮もうとするので硬くなりやすいく

さらに頑張ると筋繊維や毛細血管が切れて痛めるか、

伸びきったゴムのように柔らかいが使えない筋肉になりやすい。


先生が緩めるにはどうすればいいのか、筋肉の仕組みを理解し

負荷をかけずにゆっくり大きく関節の可動域を広げることを

教えてあげれば良いし、そうなるとストレッチを上手く利用できる。


自身のケアは勿論、レッスンでも使いたいと言ってもらえて良かった。




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桑原大治

Author:桑原大治
宇宙は光透波
無限分の1秒で無限大を回る絶対速度、命でありコトバの本質と解く小田野早秧先生に1984から御逝去の2001まで師事し光透波理と字割を元に、埼玉県川口市でカルナ治療院を開いています。

腰痛、膝痛、首痛、顎関節症、スポーツ障害、内臓疾患、ウツ、自律神経失調症
メンタルからもアプローチしながら対応します。
改善しにくい原因に、無自覚の自己否定、口呼吸、菌の影響があります。
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