D 骨粗しょう症の原因と改善
骨粗しょう症は60代女性で3人に一人、70代は2人に一人と言われ
CMに踊らされサプリを飲んでいる人が多いが改善しにくい。
なぜか?
カルシウムの不足ではなく筋肉の硬縮が大きな原因である。
骨粗しょう症と診断がつかないまでも
骨密度の低い人は筋肉が硬い。
イラストでわかるように
骨粗しょう症の多くは特に腰痛、付随して膝痛・首肩凝りがある。
筋肉硬縮はカルシウムが筋肉に多い状態であり
特に脊柱管狭窄症など腰の筋肉がカチンコチンである。
硬縮した筋肉を動かすと微細な筋繊維が断裂し
修復の為にカルシウムが分泌され
筋肉にカルシウムが沈着し弾力性が無くなりカチンコチンになる。
(痛み止めの注射をして動くことは
麻酔をかけているからで治ったのではなく
筋繊維をブチブチ切断しているわけで
逆に筋肉の硬縮=カルシウムの分泌を余儀なくし骨密度を下げる。)
そして筋肉の硬縮で椎間板を圧迫するし筋肉は骨化する。
筋肉の骨化
切断や損傷した筋繊維修復のために
カルシウムが分泌され筋肉に蓄積していき
カチンコチンの板状かビー玉のような塊をつくる。
それをほぐそうとして
グリグリ強く押したり揉んだりするが
顕微鏡で観れば細かい筋繊維や毛細血管を切断しているのである。
その修復にカルシウムが分泌されのである。
その時はほぐれた感はあるだろうが
実は骨化をさらに招き、悪循環をやっている。
強く押したり揉んだりは逆に筋肉を硬くし骨化を招くのである。
そのカルシウムはどこから持ってくるか?
骨からである。
カルシウムの貯蔵庫である骨は
筋肉修復の為にどんどん持ち出されスカスカになって行く。
それでカルシウムを補えとCMに踊らされ
サプリをとっ変えひっ変えするのだが
実は体内では
カルシウムは約98%がリサイクルで働き2%を補えばいいと言われている。
だからいくらカルシウムを摂取しても2%程しか吸収されない仕組みで
せっかく摂っても排泄されてしまうのである。
カルシウムが不足しているのではなく
筋肉に回され蓄積してリサイクルがうまく働かない状態になっている。
それが骨密度の低下・骨粗鬆症である。
サプリや薬を飲んでも改善されにくいことが解ると思う。
この仕組みが解ると
どうすれば骨密度が上がり骨粗しょう症が改善するかが観えてくる。
筋肉を緩めればいいのである。
(ストレッチや伸ばすのではない 緩める事と伸ばす事の違い)
臨床で
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどのカチンコチンの腰痛さんを
治療すると骨密度が回復していく。
(医者は薬が効いたと思っていると話してくれるが
薬はとっくの昔に止めて検査だけに行っている。)
筋肉が緩み蓄積したカルシウムがリサイクルを回復するからである。
腰痛緩和が骨密度の回復にリンクするのである。
カルシウムが不足しているのではない
回らないからである。
骨粗しょう症=筋肉カチンコチン
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