D 欣勝寺
暮れの28日往診の帰りに、小田野先生ゆかりのお寺
兵庫県三田市桑原にある欣勝寺を訪ねた。
(私桑原が桑原を訪ねるのも面白いなと)
雷で桑原桑原というおまじないはこのお寺が由縁になっている。
道元が中国より帰国し、このお寺で肺病を治して後に永平寺に赴いたと言う。
雷の子供が落ちた井戸
三田サンダ、英語で雷をサンダというのだから面白い。
小田野先生が欣勝寺に滞在中
風邪を引いて床に伏していたところ
30がらみの和服の女性が突然ふすまを開けつかつかと部屋に入ってきた。
先生は「あなたどなた?」と聞きかけたより早いか
その女性が布団の上に覆いかぶさったと言う。
その重さは大変なもので
もうペシャンコになるかと声も出ないし身動きもとれない。
まだ、小指が動かす事ができる
これを支えにと思った瞬間、その小指も潰され万事休す。
「もうだめ」と覚悟を決めた途端
その女性は消えてしまった。
全身びっしょり汗をかいて
あっという間に熱が下がった。
先生は熱さましのお化けと話してくれたお寺である。
その反動だろうか
熱が出てしまい初めて寝正月を過ごした。
お正月料理はお粥に梅干し、
熱がある時はなんでこんなに美味しく感じるのだろうか?
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No title
先生の治療を受けたいと思っても
遠くて諦めてるのですが、
家から車で15分位の所にいらっしゃったとは…
なかなかの衝撃です…
Re: No title
1月17・18日(水木)に大阪で治療会をやります。
よかったらどうぞ
kt99av@bma.biglobe.ne.jp メールください。